仕事では机に座りパソコンで資料作成、電話対応、など頭を使いながらの作業が多いため家に帰ってからはコツコツと作業できる編み物がストレス解消となっています。

私がハマっているのは編み物でつくるぬいぐるみ「編みぐるみ」です。

まだ初心者なので、せっかくできたウサギの編みぐるみに一目間違えの穴があいてしまったり、出来栄えはいまいちで、人にお見せするほどではないのですが、顔、体、手足のパーツを作りそれを全てつなげて一つの体が出来上がる嬉しさは快感です。

しかし、一度ハマってしまうとなかなかやめられないのが編み物の悪いところ、のような良いところのような。

仕事中も、次回の作品のことを考えてしまい、手芸屋さんが閉店する前に仕事を終わらせなければと、今のところミスはしていませんが、少し本業である仕事が雑になっている部分もあるかもしれません。

しかし、手芸店では目がキラキラしてしまい、5,6分の買い物では済まず、あれもいいこれもいいと色々買いそろえてしまいます。

材料なんて毛糸だけと思われがちですが、目や鼻のパーツが少しでも変だとせっかく可愛く胴体ができあがってもおかしな表情になってしまい網掛けの編みぐるみを持参して考えながら買っています。

手芸店の店員さんは手芸が得意な人がほとんどなので、お見せするのは恥ずかしく、一緒に選んでもらうことができないのが残念です。

先日仕事帰りに手芸屋さんによるために、編みかけのぬいぐるみをもって職場にいったところ、たまたま更衣室でパートのおばさんに見られてしまいました。

お世辞にも上手とはいえない編みぐるみだったのにほめてくれ、パートさんも昔やっていたことを教えてくれました。

「輪」を作るのが難しかった話など、共通の話に花が咲き、下手くそで恥ずかしかったですが、少しうれしい気持ちになりました。

そのパートさんは子供が小さかった時によく作ってあげたそうです。

そこで私は、まだ3歳の姪っ子に編みぐるみを見せてあげたところ大変喜んでくれました。

しかも、3歳なので、間違えてあけてしまった穴も気づかないし、大事にしてくれている割にはブンブン振り回したりと扱いが雑なので、作る側も、そんなに丁寧に作らなくてもよくて気が楽です。

今まではひとりで楽しむ編みぐるみでしたが、喜んでもらってくれる対象ができたので、ますますハマっていきそうです。